NPO龍ケ崎の価値ある建造物を保存する市民の会の活動が「ハウジングアンドコミュニティ財団」からの助成に内定した。160団体応募の中の10団体選抜に勝ち抜いた。吉田茂の兄・明太郎と農業機械コマツ創業者の調査に取り組む活動が高く評価されたとの代表からの報告を聞いた。荒れ放題の山林の中の赤レンガ建物の調査活動は市民団体と関係者の情熱を生み出し、大學教師等の学識者の参入、行政との協業、売り主の出現、以前の居住者の加入、県外の活動団体との交流へと進化した。この度、最大の課題となっていた活動予算の獲得を経て新たな展開に入る。活動記録がホームページや広報誌「ほぞん」により拡散し、さらになる史実の発見が期待される。成果物として小冊子を10,000冊発行する計画とのこと。今回の理事会にて九州・唐津市の芳谷炭鉱を守る会の中心メンバーとの交流がスタートしたことや新たな学識者(筑波技術大学)が加わった。全国規模のネットワークに成長してきた。
田沼