市民活動団体 組織力強化セミナーが開催されました。
コロナ禍で市民活動が低迷する中、「こんな悩み、ありませんか? 代表者ばかりに負担がかかっていませんか?」「跡継ぎがいない」「新しいメンバーがいない」など 組織の有り方を見直し、チーム作りなどを学ぶことで、メンバーやボランティアが活動しやすい方法をグループワークした。県内の市民活動を先導する認定NPO法人/茨城NPOセンターコモンズ常務理事・事務局長大野覚氏を講師にお迎えしての開催企画し、「りゅうほ-」や「ポスター配布・掲示」により募集したが参加希望者なし。その後、市民活動センター利用者を対象にしたセンタースタッフからの個別の参加、呼びかけの繰り返しにより、様々な市民活動のリーダーたちが大会議室に集合した。内容は①組織運営の課題整理 ②課題解決の方向性 ③生産性を高める取り組み ④ボランティア、市民活動の3要素 ⑤役割分担表 ⑥ファシリティーションとは・・・⑦分析シートによる自己チェックと「参加者となりどおしで語ろう」の共有化と代表者発表につづいて講師コメント・・・で展開した。「文化・芸術・スポーツ分野」で活躍しているリーダー達もこれとは別に、地域コミュニティー分野でも様々なリーダーとして活躍し、それぞれの課題を抱き参加していることが理解できた。終了時のアンケート調査にご協力いただいた。このようなセミナーを今後も続けてほしいですかとの答えは全員が希望すると、参加メンバーが自由に意見交換できる場を用意したら参加を希望しますか?の質問についてもほぼ全員が希望するとの回答をいただいた。
終了後に講師とスタッフによる本日の成果と今後の進め方による共有が進められた。アンケート結果の概要については参加者の声としてコモンズに届けた。さらに県内の市民活動の近況も講師と共有した。その後、スタッフ間で活動が停滞している「市民活動日本一を目指す円卓会議の運営改善」等の意見交換が行われた。
セミナーで私のお隣に座席した代表者の意見「リーダーは活動を通して提供者への責任がある。」私は尊敬した。スタッフからの意見「活動の目的が具体的に共有できていないものは長続きしない。」当たり前のことだかズシリと脳天に届いた。
田沼