龍ケ崎まちなかシンポジウム

「龍ヶ崎の近代建築物とベーハ小屋」に参加して
龍ケ崎の優れた近代建築物について、写真をもとに龍ケ崎の建物の魅力を語りあった。 又、煙草乾燥小屋(ベーハ小屋)が市内に驚くほど沢山残っていることが解った。ベーハ小屋は、貴重な産業遺産であると共に、美しい集落景観を引き立たせていることを知っていただきたいとのものでした。
講師は篠崎豊氏(爽環境計画 顧問) 講師の職歴は、スペースコンサルタンツ、緑生研究所、日本公園緑地協会。まちやむらの風土とたてものが好きで、10年ほど前から趣味で関東の市町村を歩いては「近代建築との遭遇」という探訪記を創作していました。講師によれば龍ケ崎には優れた近代建築があり、そのことを市外の人はともかく、市民でさえ知らないのではないでしょうかとのこと・・・
茨城県には全国最多のベーハ小屋が作られましたが、未調査であるだけで、全国一の棟数が残っていると実感しているが、用が無くなって年々乾燥小屋は解体されています。龍ケ崎にベーハ小屋があることを紹介して、貴重な産業遺産であると共に、美しい集落景観を引き立たせていることを知っていただきたいとのことでした。又、価値を共有する秘訣は広報・宣伝。まちの皆さん自らがこの活動に積極参加することこそがまちの知名度を上げる秘訣とのことでした。

田沼

2020年08月25日